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「セラピードッグって、何でこんなにおとなしくていい子たちなの?!」

私たち日本アニマルセラピー協会は、日頃の訪問活動や普及活動の現場で、このようなお客様の声を、数多く聞いてまいりました。さらに、愛犬をお持ちの方からは「うちの子も、セラピードッグになることが出来るの?」と言うお問い合わせを良く伺います。

セラピードッグは、基本的にどんな犬種でもなることができます。しかし、<広く多くの方々に癒しと喜びをお届する>と言うお仕事を行うセラピードッグになるためには、盲導犬や警察犬と同様、専門の訓練や管理が必要となります。また、セラピードッグを扱う人にも、アニマルセラピストとしての専門の知識、技術、精神を身につけて頂くことになります。

 セラピードッグになるための三要素〜しつけ、訓練、服従とは

セラピードッグに限らず、お仕事をする犬には、しつけ、訓練、服従の三要素が必要となります。この三つは、区別がつきにくいようですが、人間で言いますと

  1. しつけ=「人の物を盗んではいけない、朝起きたら歯を磨く」と言った行動を自然に出来るようにすることが、しつけです。
  2. 訓練=「文字を覚えたり、計算が出来るようになる」と言った練習によってレベルを上げていくことが、訓練です。
  3. 服従=「親や先生の言うことを聞く」などが、服従です。

次に、この三要素が、犬の場合では

  1. しつけ=「トイレが出来る、無駄吠えしない」と言った、人と共存する動物には基本的に必要なことになります。
  2. 訓練=待て、の時間を伸ばしていく」と言った練習によってレベルを上げていくことが、犬の訓練です。
  3. 服従=人間のあらゆる指示に必ず従うことを言います。

このように、しつけ、訓練、服従は、似ているようですが、違うものなのです。まずは、犬を扱う人が、これをしっかりと理解しましょう。

「しつけ・訓練・服従」のトレーニングの進め方

 まずは、しつけをしっかりと身に付けさせることから始めます。人間でもそうですが、いきなり訓練だけを行っても、身につきません。しつけは、生後三ヶ月から始めるのが理想ですが、それ以上の年齢でも可能です。

特に、その活動場所が施設から病院のベットの上にまで及ぶセラピードッグは、声を出さない、触れられても嫌がらない、トイレのしつけは最も重要な要素のひとつです。

次は、服従に入りましょう。人の言うことに従わない犬は、お仕事は出来ないのです。しつけ、服従を身につけることは、家庭犬にも必要なことです。

そして、セラピードッグならではの訓練を行います。セラピードッグは、人とアイコンタクトをしたり、誰にどこを触られても平気でいられることが求められます。

盲導犬や警察犬、介助犬と言った他のお仕事をする犬は、仕事中に他人が触ることは絶対にありません。セラピードッグは全く逆で、多くの方に触って頂くことがお仕事のひとつと言う、特殊な職業犬と言えます。

全ては人次第の生体管理

多くの人に癒しをお届することがお仕事のセラピードッグには、もちろん健康で清潔・元気であることが必要です。

これには、人がいかに生体管理をしっかり行っているかにかかってきます。セラピードッグを扱うアニマルセラピストは、生体管理の知識、技術をしっかりと身につけましょう。

以上のように、しつけ・訓練・服従、そして生体管理をしっかりと行うことで、立派なセラピードッグの育成が出来るのです。

常に、専門家の指導を受け続けることも重要です。

広く多くの方に、安心して触れ合って頂くことが出来るセラピードッグに育成するには、常に専門的指導を継続して受けることもとても大切です。

日本アニマルセラピー協会には、アニマルセラピーに精通したドッグトレーナー・アニマルセラピスト・ドッグトリマーなどのプロスタッフが常勤し、セラピードッグの育成とアニマルセラピストを目指す方々に万全のサポート体制を敷いています。

何よりも大切な、奉仕の精神と犬への愛情

犬を介して、あらゆる人たちに癒しをお届するアニマルセラピー活動は、人と犬との共同作業による福祉活動です。それには、犬と人との強い絆と、奉仕する社会人としての精神が重要です。大好きなワンちゃんと共に、新しい福祉のお仕事の世界に、ぜひご参加してみてはいかがでしょうか。

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