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「NPO法人ペット里親会」及び「Wan life(ワンライフ)」の
各SNS等にアップされている記事について

いつもご支援、応援いただきまして、本当にありがとうございます。


NPO法人日本アニマルセラピー協会理事長の風間です。



「NPO法人ペット里親会」(代表理事上杉美恵子氏)及び「Wan life(ワンライフ)」(代表島田香氏)(以下「本件2団体」と言います。)の各SNS等にアップされている記事(以下「本件記事」と言います。)について、お問い合わせ等をいただいています。

まずは、皆様にご心配等おかけしていることをお詫び申し上げます。

この件につきまして、本件記事がSNSにアップされるに至った経緯にまで遡り,できる限り詳しく事情等をご説明させていただきたいと存じます。

初めに、当協会のホームページ等をご覧いただいている方々にはお気付きのことと存じますが、8月初めころから、当協会の過去の問題等について、ブログで触れさせていただいております。このように、ブログで当協会の問題等について公にしたことが、本件のきっかけになっているものと推測しています。

そこで、まず、何故、ブログにおいて当協会の問題等を書くことにしたのかということからご説明させていただきます。

ブログをお読みいただければお分かりいただけるかと存じますが、当協会の従前の体制のもとでは、大和と三島を合わせて180頭近くの犬が飼育されており、多頭飼いのため、十分なケアがされていなかったという事実があります。

2018年、私が理事長となってからの新体制では、「犬にも人にも優しい協会」をスローガンに、何よりも犬たちに対して適切なケアを行き届かせることを目標としました。そして、そのための方策として、増えすぎた犬たちの頭数を減らすことを決めて、里親さんを募集するなどして、順次、犬たちの頭数を減らして参りました。将来的には、協会の保有する犬は最小限にとどめて、アニマルセラピストさんのセラピー犬を中心に、セラピー活動を行っていくことを目標としています。

前体制で作られた多額の借金を抱えながらの新体制スタートであり、財務状況は厳しいものがありましたが、セラピー犬たちのため、そして、信用していただいているサポーターの皆様、セラピストさん達のためにも、頑張って体制を立て直すことを誓い、努力して参りました。そのために、私は、本業の時間も削りながら、長期にわたって無報酬で、時には自らの財産も使いながら、体制の立て直しを続けて参りました。

上述のとおり、犬たちの頭数を適切な数まで減らすために、これまで、キャリアチェンジ犬として引き取っていただける里親さんを丁寧に見つけて参りました。その際には、何故セラピー犬として頑張ってきた子たちを手放すのかというご質問をいただくこともありました。その方たちには、その都度、上記の説明を行い、納得していただいた方に犬を引き取っていただきました。

今年の3月からは、コロナの蔓延により、年間約400か所あったセラピー活動がほぼなくなり、駅前で行ってきた募金活動も自粛を余儀なくされ、財務状況は一層厳しくなり、これまで以上に、皆様からのご厚意、ご寄付に頼らざるを得ない状況になりました。

こうした状況の下にあって、皆様からご寄付をいただく以上は、協会内部の問題についても、皆様にお知らせする必要があるのではないか、そもそも、NPO法人である以上、できる限りの透明性を確保することが重要なのではないか、そうした思いから、「何故こんなに犬が増えてしまったのか?」、「何故いまの状況があるのか?」、「何故みなさまにご寄付をしていただいても状況がすぐに改善されないか?」等の疑問にお答えするために、思い切って、前体制の問題についてブログという形で事実をお伝えすることに踏み切ったものです。その上で、新体制では、どのように協会の体制を立て直そうとしているのか、犬たちはどうなっているのかをお伝えすることで、ご寄付をいただく皆様のご理解をいただきたいと考えました。

キャリアチェンジ犬の数は、コロナ禍においても、着実に減り、良い里親さんのもとで幸せに暮らしています。譲渡をさせていただいた方々からは、その後もご連絡をいただいております。


そうしたところ、8月上旬、キャリアチェンジ犬の譲渡を受けたいというボルゾイ愛好家を名乗る個人の方(以下「Aさん」という。)から電話連絡を受けました。その後、Aさんと繰り返し電話でお話等させていただいた上で、8月12日、富士の里にお越しいただいて、直接お話しさせていただきました。その結果、Aさんに対して、ボルゾイ5頭とホワイトスイスシェパード1頭を譲渡することになりました。その際、犬たちの行き先について確認したところ、ボルゾイ5頭はボルゾイ愛好家の仲間たち(個人)が引き取り、シェパード1頭は後出の友人Bさんの近所に住む昨年シェパードを亡くした方が引き取られるとのことでした。犬たちの行き先について、さらに確認を繰り返したのですが、Aさんからは、「自分が全ての責任を持つので信じてください。」と言われ、誓約書にもサインをいただいたことから、譲渡を進めることにしました。その後、Aさんからは、自分の信用出来る人(以下「Bさん」という。)が引き取りに行く旨の連絡を受け、Aさんから、Bさんがどのような方であるかを詳しく聞き、またAさんにも、Bさんにも数回にわたり、保護団体ではなく、個人に引き渡すということを確認した後に、8月17日、Bさんを含む女性3名と男性1名の方が見えて、この方たちに上記6頭の犬たちを引き渡しました。その直後、Bさんから、ボルゾイ愛好家の仲間の個人の方が残り3頭を引き取りたいと言っているとの申出を受けました。Bさんからは、その仲間の方は引き取りに行かれないので、信用のできる知人(以下「Cさん」という。)が引き取りに行く旨の連絡を受けました。そして、8月20日、Cさんを含む女性2名の方が見えて、この方たちに上記3頭を引き渡しました。

そのほかに、Aさんから、自ら飼うと言うことで、ボルゾイ1頭の譲渡の申出を受け、8月22日、Aさん本人に上記1頭を引き渡しています。上記の各譲渡は、いずれもキャリアチェンジ犬の譲渡に当たるもので、無償で行われたものです。ただし、譲渡に当たって、任意でのご寄付のお願いをさせていただき、上記6頭の譲渡の際には合計25万円、上記3頭の譲渡の際には合計10万円、上記1頭の譲渡の際には3万円のご寄付をいただきました。その後、本件記事がアップされるようになった後に、Cさんが、「NPO法人ペット里親会」の代表理事の方であることが分かりました。当協会では、他の団体等への譲渡は原則として認めていませんが、上記の各譲渡にあたっては、本件2団体の名前は一切告げられることがありませんでした。


その後9月1日ころ、当協会外の犬の譲渡サイトに載せたグレートデン1頭について、女性の方(以下「Dさん」という。)から問い合わせを受けて、上記1頭をDさんに譲渡することになりました。9月3日、Dさんと、Dさんの息子さんと称する男性の2人が見えて、上記1頭を引き渡しました(Dさんから誓約書を受け取っています。)。さらに、9月5日ころDさんから、チワワ4頭を近所の方が引き取りたいという連絡を受け、引取先の写真等も確認した上で、譲渡することになりました。9月7日、引き取るという方のお嬢さんと称する方が見えて、その方から誓約書をいただいた上で、上記4頭を引き渡しました。(Dさんのお嬢さんと称する方から誓約書を受け取っています。)。さらに、Dさんから、上記グレートデンを引き取りに行った際に同行した息子が自分でも2頭を飼いたいと言っているとの連絡を受けて、9月12日、上記息子と称する男性に、エアデールテリア1頭と、カンガル犬ミックス1頭を譲渡して引き渡しました。(同男性から誓約書を受け取っています。)。なお、上記9月3日以降の譲渡に際しては、ご寄付はいただいていません。


そうしたところ、9月13日、「NPO法人ペット里親会」のフェイスブックページに、「全てレスキューを完了した」という旨の記事が載せられ、本件2団体のフェイスブックページに、ボルゾイ犬、チワワ犬、ホワイトスイスシェパード犬の譲渡に関する記事がアップされるようになったものです。この記事を見る限りでは少なくともボルゾイ犬、チワワ犬、ホワイトスイスシェパード犬については個人に譲渡された事実を確認することが出来ません。


上記の各譲渡にあたっては、一連のやりとりを通じて、Aさんらのことを信用していたことから、最終の引取先等に関する確認が不足していたことを反省しています。しかしながら、上記の一連の譲渡は、当協会を欺いて計画的に犬たちを連れ去ったものであると考えざるを得ないと思います。

本件2団体は、おそらく、前述の当協会のブログを読んだ上で、犬たちを「レスキュー」するという建前のもと、上記の計画的な連れ去りに及んだのではないかと推測しています。しかしながら、本件記事に書かれている内容は、全く事実に反しており、当協会の犬たちが「レスキュー」を必要とするような劣悪な状況に置かれていたという事実は全くありません。この点については、以下のとおり、ご説明等させていただきたいと存じます。

まず、40度を超えるような劣悪な環境で犬が熱中症で亡くなった旨の記事がアップされています。この点、8月には2頭の犬が亡くなったというのは事実ですが、いずれも熱中症で亡くなったものではありません。1頭(セントバーナード)は7歳で超大型犬としては老犬の部類でした。獣医師からは、原因不明の胃捻転の可能性があると言われました。もう1頭は、獣医師による点滴も受けさせましたが、命を救うことができませんでした。死因について、獣医師からは、血液の病気の可能性が高いと言われました。いずれにしても、熱中症で亡くなった犬は一頭もいません。犬専用のプールにはいつも冷たい水がありますし、ホースの水で地面も随時冷やしていました。なお、三島の芙蓉台は、高度があるため、真夏でも平地ほどの暑さにはならない場所です。確かに、犬たちを冷房付きの場所に入れてあげることまではできなかったのは事実ですが、夏場に犬たちが屋外で飼われていると言うだけで、「レスキュー」の対象となると言うのは、常識的な考えではないと思います。

次に、犬の管理が劣悪で害虫駆除、フィラリア防御がされていない旨の記事がアップされています。この点、内外寄生虫駆除の薬については、全頭実施していました。具体的には、外寄生虫駆除には、フロントラインを毎月行い、内寄生虫駆除には、ドロンタールを3か月に一度行っていました。当然のことながら、フィラリア予防薬も毎月投与しています。投薬の記録も全てデータで管理しています。もっとも、屋外で飼育していたこともあって、ノミを皆無の状態で管理することまでできていなかったのは事実ですが、獣医師にも相談しながら対応していたものであり、「レスキュー」が必要な状況では全くありませんでした。

犬の譲渡の際に1頭10万円以上の寄付を求められ、寄付をしなければ譲渡してもらえないとの記事がアップされています。この点、キャリアチェンジ犬の譲渡の際に、協会への任意の寄付を求めることはしていましたが、寄付と犬との交換を条件とするものではありません。なお、セラピー犬の譲渡の場合は、有償での販売になりますので、代金の支払と交換になります。今回の一連の譲渡に際して寄付金を受け取ったことの有無とその金額については、前述のとおりです。

劣悪なフードとして「ペディグリーチャム」を与えているかのような記事がアップされています。フードについてですが、従前、「SUPREMO」を与えていましたが、コロナ禍で資金難のため、暫定的に安価なフードに切り替えていました。しかしながら、「ペディグリー」や「愛犬元気」であっても、非難されるような劣悪なフードではありませんし、これらのフードが与えられているからと言って、「レスキュー」が必要な状況であるとは全く考えられません。

私たちが使用する自動車の車種(ベンツやボルボ)まで取り挙げて、ことさらに私たちが協会に対する寄付を食い物にしているかのような印象を与える記事もありますが、1台(ボルボ)は個人の車で個人が協会に関わる以前から保有している車ですし、もう1台(ベンツ)は犬たちを安全に運べるようにとの思いで、私が個人的に寄付させていただいた車です。私たちが協会への寄付を食い物にするような行為は全くもって行っていません。



月曜日から木曜日までは犬の世話をしているが金曜日から日曜日までは犬の世話をしていない旨の記事がアップされています。この点については、月曜日から木曜日までは私を含めたスタッフが世話を行い、金曜日から日曜日までは大和のスタッフが訪れて愛情を持って全頭の世話を行っています。

セントバーナードが泥だらけのまま放置されて熱中症で死んでしまったような記事がアップされています。この点については、前述のとおり、セントバーナードが亡くなったことは事実ですが、熱中症によるものではありませんし、泥だらけのまま放置されていたという事実は全くありません。あたかも亡くなったセントバーナードを目撃したかのような記事になっていますが、彼らがセントバーナードを目撃したという事実自体もありません。


ワクチン、狂犬病の証明書が改ざんされているなどという記事がアップされています。この点については、全くの事実無根としか言いようがなく、全て動物病院から真正な証明書の発行を受けています。

なお、本件記事では動画もアップされていますが、環境が変わり、知らない人たちに取り囲まれた犬は、いくらセラピー犬であったといっても、不安に怯えるのは当然のことです。

本件記事では、他にも数多くの記事がアップされていますが、事実に反するものが多数含まれています。

前述のとおり、私たちは、本業に充てる時間もないまま、コロナ禍のもと、時間と労力を使い、自らも寄付をしながら、残ってくれたスタッフと一緒に協会の立て直しを行っているところで、皆様のご支援のおかげで、富士の里のリニューアル計画を含めて,その出口が見えてきたところです。その出口の先にあるのは、当協会の目指す理念の実現、すなわち、当協会の定款に目的として定められている「動物介在活動を中心として、各種施設等の対象者に対して、精神的、肉体的及び生活向上促進に関する事業等を行うこと」を名実ともに確かなものとして実現することであり、私流に言わせていただければ、「動物の不思議な癒しのパワーで人も犬も幸せに!」を実現することです。私が、当協会に関わるようになった個人的な経緯については、理事長挨拶の形で述べさせていただいているとおりであり、嘘偽りのあるものではありません。当協会の目指す理念の実現こそが、私が当協会に関わり続けている理由であることをお分かりいただければ幸いです。

改めて申し上げるまでもないことですが、大和の犬たち、富士の里の犬たち、ともに、私たちスタッフは愛情を込めてお世話をしてきています。犬に対する虐待等の事実は全くございません。

このような、申し上げるまでもないことを、ご説明させていただかなければならなくなったことは、たいへんに残念なことであるというほかありません。

協会としては、引き続き、ご支援くださる皆様に対して、協会内部の問題を含めて、できる限りの情報を公開して、組織の透明性の向上に努めて参る所存です。なお、現時点において,ご寄付のお金がどのように使われているかについては、ホームページに毎年掲載されます事業報告書等をご覧いただくことでお分かりいただけるようにしております。この点についても、今後、さらに分かりやすい形で、皆様にご報告できるようにしたいと考えています。

コロナが落ち着いた暁には、セラピー犬の訪問を心待ちにしてくだっている一人でも多くの方々を癒すことができるように、万全の準備を行っていく所存です。

最後に、本当に動物を愛する方たちは,人に対しても、動物に対しても、分け隔てなく心穏やかな方たちであると信じています。

本件2団体に対しては、今後、法的措置をとることを含めて検討中ですが、まずは、日頃からご支援、応援いただいている皆様にご説明申し上げるのが先決であると考えて、以上のとおり、ご説明等させていただきました。長文をご拝読いただき、誠にありがとうございました。

取り急ぎの説明により、至らぬ点もあろうかとは存じますが、今後ともご支援、応援を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。



令和2年9月17日

NPO法人日本アニマルセラピー協会

理事長

風間詠子




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