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「グローバルギビング」のウェブサイト
「11月のレポート」が掲載されました

当協会では世界中で最も有名なクラウドファンディングであるグローバルギビングを通じて、
「保護犬をセラピー犬に育成する」プロジェクトを実施しております。

今回のレポートは
トルコで保護された「バル」の子どもである「エース」が、セラピー犬になるために日々頑張っているお話です。
英文はこちらから
是非ご覧ください。

グローバル ギビング
11月レポート

~カンガル犬ミックス・エースの物語~

こんにちは。

いつもJATAの “ Stray Dogs become therapy dogs “プロジェクトに温かいご支援をいただきましてありがとうございます。


前回レポーティングさせていただきました

犬の牧場「富士の里」の再建プロジェクトにつきましては、

多くの皆様にご支援をいただくことができました。

心より御礼申し上げます。


日本を象徴する富士山を望み、空気と水の大変綺麗な場所に、

「富士の里」は位置しておりますが、ここ最近は秋の穏やかな風が吹き、犬たちにとっても、より過ごしやすい気候になってきております。


犬たちが過ごしやすい環境にしていくために、

これからも努力してまいりますので、応援よろしくお願い致します。


さて、今回のレポートでは、セラピー犬になるために日々頑張っているカンガル犬ミックスの「エース」を紹介させて下さい。


エースは6歳の雄犬で、お母さんはトルコの野犬「バル」、

お父さんはジャーマンシェパードドッグの「ボス」です。

エースの体重は50㎏程度あり、とても大きく迫力があります。


生まれも育ちも富士の里で、富士の里以外の世界は知りません。


そんな彼は現在、セラピー犬になるために一歩一歩、着実に成長しております。


なぜ今回のレポートであえて彼を取り上げようと思ったのか。

それは、彼の育った環境、そこから形成された性格などが大きく影響し、自分以外の犬たちとの調和がうまくとれず、寂しい思いをしてきたためです。


お母さんのバルは、トルコで保護され、日本に渡り、

今は高齢者施設に訪問し、多くのご利用者様と和やかにふれあいができる程、とても優しく、人懐っこい犬として活躍をしています。

そんなバルの血を受け継ぎ、優秀なセラピー犬として活躍が期待されていました。

しかし、彼は兄弟8頭の中で一番の問題児として、誰とも一緒に遊べずにいました。

他の子たちとすぐに喧嘩をしてしまったり、うまく調和がとれないことが原因で、

ケージで過ごす時間も長くなり、外に出ても、リードで繋がれて自由のない生活が長く続きました。

当時お世話をしていたスタッフからは、エースは怖くてとてもじゃないけどフリーにできない、

目つきが怖く、人に対しても攻撃的になることがあるため、要注意ということでした。


月日が流れ、当時のスタッフもいなくなり、

富士の里の犬たちの生活環境を抜本的に変えていくためのプロジェクトが始まりました。

本格的にはこの一年で動き始めましたが、犬の生活環境をより良くしていくことだけでなく、

犬に対してのケアや関わり方についても、改善を行ってきました。

犬の気質、性格については「この子は以前喧嘩をしたから、他の犬と一緒に出してはいけない」といった、

ある種の思い込みが、犬の可能性を狭めてしまうことがあるため、

改めて、純粋に犬と向き合い、信頼関係を築いていくことにしました。


もちろん、エースも狂暴な犬として恐れられていましたが、

そもそもなぜエースは喧嘩をしてしまうのか、他の犬たちと仲良くできないのか、

その原因をしっかりと探ることから始めました。

エースは子供の頃からずっと一人で過ごしていたこともあり、他の犬との付き合い方を知りません。

どれくらいの距離感が適切なのか、引き際や誘い方などの加減も分かりません。

ただ狂暴な訳ではなく、犬同士の関係に慣れていないことから臆病になり、

防衛反応として、吠えたり、噛んだりしているのではないかと考えました。

彼は生まれた時は兄弟の中でも小柄な方でしたが、成犬になると身体も大きくなり、

また力の強さも、普通の大型犬に比べてとても強く、自分でもその強さを自覚しているようでした。

実は臆病な彼の心を満たしてあげるためにも、まずは彼と人間が過ごす時間を増やし、

信頼関係を築くことを優先し、少しずつ他の犬たちと過ごす時間を増やしていきました。

追いかけっこをしたり、ボール遊びをしたり、

エースの中に少しずつ新しい経験が蓄積されていきました。

そして明らかに、その表情やしぐさが穏やかになっていくのが目に見えました。


今年の夏、過去に勤務をしていたスタッフが4年振りにエースと再会しました。

そのスタッフは、エースの穏やかな目、表情に驚いていました。

当時の殺気立った目つき、雰囲気は全く無くなっていて、

すぐに身体を摺り寄せてくる程、人懐っこい犬に成長していました。


エースはまだまだ成長過程です。

他の犬たちと仲良く過ごせるようになるために、現在も着実に前進をしています。

焦らず、ゆっくり、これまで経験できなかったことをさせてあげたいですし、何より、強くて優しい犬に育って欲しいです。


これからもエースの成長記録をレポーティングさせていただきますので、応援をいただけると嬉しいです。

エース(左)、バル(上)、ミネ(右)   

ミネはエースと兄弟の女の子です。 

ヨハン(右)、ティルキ(中央前)

共にトルコで保護された元野犬です。

みんな元気に過ごしています。

   
 
ヘリオス(左)、ジャスパー(右)     

ラブラドールの兄弟で、エースとも仲良し。

エースとスタッフの奥村

少しずつ信頼関係ができてきました。



◆保護犬をセラピー犬へ育成する活動について
→こちらからご覧ください。

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